古いメールの整理をしていて、去年の10月末から11月半ばに ナポリ在住のガイドさんとやり取りした メールを読み直しました。
あちらから いただいたメールは 「返信が遅れて申し訳ございません。 親戚や家族に 相次いで病気で入院する者が出て・・・」と 詫びる言葉で始まります。
実際に会って ナポリ市内やポンペイを案内していただいたのは 12月の初旬なのですが、サングラスをかけた目を盛んに気にして こすりながら 「 目の周りが 腫れぼったくて 皮膚にも異常がでていて 病院に行ったんですけれども 原因がわからないんです。 一度 治ったんですが、又 おかしくなって 気になって 気になって・・・」
今なら 「ヤバイ!!」とピンとくるものがありますが、その当時 新型コロナなる 感染症の存在を 知りませんでしたから 暢気なもので、 朝から夕方まで 一緒に楽しく過ごし、対面でランチもしました。
もしかしたら こういうことだったのでは・・・?
1、「フランスで11月に亡くなった人の血液を検査したところ コロナだった」という報道から推察して、 同時期に イタリアにコロナが存在していても不思議ではない
2、ガイドさんの 家族や親戚のあいだで クラスターが発生した
3、ガイドさんには その症状が 目の周囲の皮膚に現れた
ずーっと 「あれは コロナだったんじゃないのかしら・・・」と思いつつ「あんなに濃厚接触しながら 私たちには 何の変化もないのだから 違うか・・・いやいや、もしかしたら 既に不顕性感染をしていて 抗体を持っているかもしれない」と堂々巡りをしていました。
でも 最近わかってきたところでは、 発症する2~3日前から感染力をもち、 発症後1週間で他人に感染させるリスクは ほぼなくなる とのこと。 そうなると、あれがコロナだったとしても 私たちが感染する可能性は ほとんどありません。 ただ極めて危ういところだったような気が・・・